2014年10月17日金曜日

イード休暇報告


こんにちは、お久しぶりです。更新が滞ってしまいました。こちらは、 10月3日(金)からイード休暇でした。3日がハッジ(巡礼)の最終日で、3日間イードアルアドハー(犠牲祭)が続きます。詳しくは、参考書などを参考していただくことにして、イード中にあった出来事を少しづつ、報告します。

4日(土)犠牲祭初日。寮の昼食は羊を一匹使った豪勢なものでした。いつもとは異なり、食事を出すテーブルも綺麗な布をかけてありました。学生同士はイード・ムバーラクと声を掛け合い、挨拶を交わす光景が見られました。イード気分の少ない学生寮ですら、学生たちの楽しげな様子が伝わってくる日でした。さらに、前日からハッジの様子の生中継をしており、ゆく年くる年を思い出してしまいました。

 5日(日) この日は昼食をクウェート人のアフマドさんと大使館職員の方といただきました。場所は、クウェートでも屈指のレバノン料理店ブルジュ・ハマーム。海岸に突き出すように作られたレストランで眺めがよく、なんといってもサービスも非常に丁寧です。さすが高級店。こちらでは、タッブーレ、ホンモス、ババガンヌーシュ(ナスのペースト、上にザクロ乗ってました)、ケバブの盛り合わせ、デザートでした。これまで同じような料理を食べたことはありますが、それまでに食べたアラブ料理で一番おいしかったです。パンは非常に香ばしく、ペーストもしっかりコクがあり…。せっかくなので写真をお見せしたいのですが、あまりにおいしくて写真をすっかり忘れてしまいました。最後に取ったクナーフェの写真を載せておきます。
クナーフェ
この日は、その後、スーパーで買い物。ランニング用の靴を新たに買いました。こちらの生活は、寮の食事が重く、歩く距離も少ないので、太りやすいことから、ランニングをすることに決めたのです。

6日(月)午後 この日のハイライトは、髪を切ったこととクウェートの男性用衣装をそろえたことですね。この日もクウェート人の友人にお願いし、彼が行っているという理髪店に連れて行ってもらいました。クウェートにはトルコ人とインド人の理容店があり、インド人街やダウンタウンに行くと、インド人の理容店で1KDで切ってもらえるそう。一方、トルコ人は少し高いですが、評判はいいです。私が行ったのは、トルコ人の理髪店でした。せっかくなので、長かった髪型を思い切って一気に短くしてしまおうと思いましたが、髪質が違うのでなかなかクウェート人っぽくなりません。いろいろ注文してるうちにだいぶ短くなってしまいましたが、ヘアジェルで立たせる方法で髪型を落ち着けております。
その後、 スーク・ムバーラキーヤに向かい、ディスダーシャを作りました。ディスダーシャはクウェートの男性用の衣装で、白が基本ですが、クリーム色に近い色などもあります。私は日本製の白い布地で作ってみました。それをテーラーに持ち込み、仕立ててもらいました。雑居ビルの二階にあるテーラーでは、外国人が服を縫い合わせていました。そこで計測してもらい、一応シャープなディスダーシャにするようお願いしました。その後、イガールとゴトラと下に履く下着などを調達しました。イガールは頭にのせる黒い輪、ゴトラは頭に乗せる布のことです。
その後聞いたところによると、既製品のディスダーシャもあり、そちらは安く済むとのことなので、普段用に買うときはそちらにしようと思います。
クウェートの衣装は大体そろいましたが、あと一つ、ミスバーフ(数珠)が必要です。これを手に入れたあかつきには、ディワーニヤ(クウェートの男性の一種の社交の場)に参加してみたいななんて思ったりします。だいぶ奇妙ですが、これを着て、大学の授業に出てもいいですね、。
日本帰ったら、なかなか着るタイミングはないですが。

ここまでで、イード休暇報告第一弾を終わります。

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