2014年9月11日木曜日

初回の授業

こんばんは。3日目は授業初日の感想です。
 まず、今日から授業がスタートしました。簡単なガイダンスの後、レベル1のクラスがありました。今学期は皆、ビギナーコースに登録となります。その中で、完全な初学者がレベル1と既習者がレベル2と分けられます。
 午前中は、レベル1。講師はイブラヒーム先生で、最も初級のクラスにです。数字、曜日、自己紹介などを丁寧に対話方式で学習しました。先生自身が、積極的に学生に繰り返させるので、自然と口から出るようになってきます。1週間ほどは、教科書ではなく、この調子で簡単なものの学習をするようです。教科書は、アラブ文化が紹介されたもので、なかなか充実しています。

 午後はレベル2の授業がありました。ここでは、初学者以外が参加し、ハーリド先生がアラビア語で教科書の内容を説明しながら、積極的に内容について生徒から意見を求めていました。私は、周りの学生のレベルの高さに驚愕し、縮こまって、ひたすら単語を聞き取っているだけでした。こんなにアラビア語をペラペラしゃべる外国人がたくさんを見るのは、初めてです。すっかり怖気づいてしまいました。教科書の内容も、イブン・バットゥータやアラブ文学など少し高度になってきています。文法事項的には知っていても、アラビア語だけの授業で参加して発言できるほど、アラビア語能力は高くはありません。

 というわけで、日本から既習者として来たつもりでも、世界レベル(?)を目の当たりにし、レベル1からやり直すことにしました。教科書自体は次第に高度になってくるので、教科書を覚える勢いでいきたいと考えています。

レベル1用のテキスト Brustad, Kristen al-Kitab fi ta'llum al-'arabiyah: A Textbook for Beginning Arabic Part One 2nd.ed, 2004

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